うぐいすからの贈り物

岩手県雫石町に「鶯宿温泉」(おうしゅくおんせん)があります。

開湯450余年の山間の温泉。

発見は天正の頃と伝えられていて、加賀国(石川県)の山賊で、「助」と称する者が陸奥に来て、見事な雫石郷の自然林に魅了されて「助」はこの地に住み着きました。

ある時、谷川に湯けむりを見つけ、岩間より湯が湧き出ているのを発見しました。

また、この湯に傷ついた足をひたしては近くの梢に宿ることを繰り返していた鶯が、数日にして傷が治り飛び去った跡に紫雲のたなびくのを見ました。

行脚の僧にこのことを問い、効能の著しい湯であることを知り、村人に入浴の便を図ったと伝えられている。

鶯の湯治から「鶯宿」(おうしゅく)と名が付いたそうです。

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JR盛岡駅から車で約40分

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